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2007年9月14日金曜日

戸田恵子さんの離婚までの経歴

戸田恵子さんは母親の勧めで小学校5年生からNHK名古屋放送児童劇団に在籍し、『中学生日記』で女優として出演。歌が好きでNHK『ちびっこのど自慢』の東海地区チャンピオンになったこともある。

1974年に上京し、16歳の時にあゆ朱美の芸名でアイドル演歌歌手としてデビュー。しかし歌手としては成功せず、リポーター業などをしていたところを、ある番組で一緒になった野沢那智から声を掛けられる。(本人は2005年のインタビューで当時を「バラドルみたいな状態。仕事はありましたが結果は伴っておらず将来は不安だった」と言う趣旨の回想をしている)

所属していたプロダクションが解散したこともあり、1978年、20歳の時に野沢主宰の「劇団薔薇座」へ研究生として入団。本格的に演技の勉強を始め、ミュージカル「ミュージックマン」で葦原英了賞、主演を演じた「スイートチャリティ」芸術祭賞演劇部門賞を受賞し、劇団の看板女優として活躍した。退団後の1989年には舞台『渾・身・愛』で第24回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。

1979年に実写版『眠れる森の美女』のオーロラ姫役で声優デビュー。アニメ作品としては、『無敵鋼人ダイターン3』が初めてで、続けて出演した『機動戦士ガンダム』で主人公アムロ・レイに大きな影響を与える悲劇のキャラクター・マチルダ・アジャン役で名を馳せる。当初は『伝説巨神イデオン』、『子鹿物語』など歌手としての色彩が強い出演作品が多かったが、次第に本格的な声優業にも進出してゆく。

『キャッツ♥アイ』の瞳、『きかんしゃトーマス』のトーマス、そして『それいけ!アンパンマン』のアンパンマン役として子供たちから絶大な人気を受けてそのキャリアは20年に及ぼうとしている。洋画の吹き替えも多く担当しており、ジュリア・ロバーツの出演作では殆どをこなしている他、『Xファイル』のスカリー捜査官なども有名。

金子修介監督の映画『毎日が夏休み』で本格的に映画に出演。その後、三谷幸喜が脚本を手がけた『総理と呼ばないで』で連続ドラマデビュー。『ラヂオの時間』(日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞)、『HR』に出演し、三谷作品の常連となる。他にも『ちゅらさん』、『ショムニ』、『天才柳沢教授の生活』などに出演。舞台には『オケピ!』、『なにわバタフライ』、薔薇座時代の同僚・岸野幸正率いる「劇団岸野組」の公演などに出演。

2006年『歌わせたい男たち』では第13回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した。
近年は、アニメ・ドラマを問わずに様々な女性を演じきる幅広さが高い評価を受けている。

2006年12月に俳優の井上純一と離婚。

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